強化学習に使う銘柄選び
2004年〜2007年にかけて株価が単純に上昇しているものは、BUY&HOLDで利益が出てしまうため、強化学習エージェントに学習させてもあまり意味がない。実験に用いる銘柄は、カブロボが扱う銘柄50の中から選び、株価がある一定の価格幅で上下しているものが望ましい。
【6501】日立製作所
他の銘柄が最低でも1.5倍ぐらいには上昇している中で、ここはまったくといっていいほど上昇幅が小さい。600円〜900円の価格幅で上下している。50銘柄でもっとも学習の効果を示すのにもってこいな銘柄だと思う。
【7011】三菱工業
2005年末からの上昇は他の銘柄と同じだが、2004年から2005年の中盤まで横ばいが続いている。面白い学習が見られそう。2006年も調整しているようで4月につけた高値を越すことができていない。
【7912】大日本印刷
2004年に同じぐらい幅で上昇と下降がある。
【8267】イオン
2004年に大きく上昇し4月に高値をつけた後、2005年4月の安値まで大きく下降し、底を打って2006年まで上げ続け、2006年は調整。学習が難しそうでいいですねー。上下動が激しいのでポイントを抑えれば大きく儲けることもできますしね。
【8601】大和証券グループ
7011の三菱に似ている
【8604】野村ホールディングス
2004年3月に記録した高値を2005年末まで超すことができていない。2006年は調整。
【9432】日本電信電話
日立に似てる。これも学習にもってこいの銘柄だと思われ。
【9433】KDDI
値幅は大きいけど、横ばいの印象が強い銘柄。2006年から上昇している。
【9437】ドコモ
50銘柄唯一下げてる銘柄。明らかな下降トレンド。これで賢く儲けることができたら学習の性能を証明できますねー。それにしても通信キャリアはどれもだめだな。やっぱりインフラ系は3次産業が発達している日本では会社を大きくすることができないのかな?海外にでないかぎり。
とりあえずこんなもんかな。今週中にすべて銘柄の期間中のチャートを作っておかねば!