チェンジリング

ある日息子が行方不明となり、数ヶ月後保護された少年と対面するが息子ではなく別人。警察に訴えたがとり合ってもらえず、ついには精神病棟に送られ…
どんなあらすじだったかを覚えておらず、なんで借りたかも思い出せずどんな毛色の作品かわからず戸惑った。あれ?、サイコサスペンスかな?
そんなもんだから、保護されたという息子に出会って、主人公のアンジェリーナ・ジョリーが警察に息子じゃないといっても信じてもらえない状況が続き、え?そんなもん近所の人とか息子の友達にあわせりゃわかるだろ?という思いが出てしまって、おまけに進展がなかなかないので危うく途中で見るの止めかけた。バイキンマンの変装じゃないんだから、主人公の言ってることが本当だったら周りもわかるでしょ…と思った。
観ている自分が本当の息子の顔を憶えてないこともあり、これはもしかして主人公の頭が本当にいかれているのか?と。
しかし、そこを乗り越えたらしっかり常識的な証明に移り、助けてくれる人が出てきて、警察が腐敗していて云々という方向に行く。そこで、あぁヒューマンドラマね、そういえばクリント・イーストウッドだった。サイコサスペンスなんかなじゃねぇわと気づいた。
あくまで事件自体ではなく、犯人はそこそこに主人公のシングルマザーを描いているので感動作に仕上がってる。
実話に基づいているようでwikipediaを読んだけど、やはり主人公を描くための映画のためか、犯人側の余計な情報は大きく端折ってる、というか改変しているようだ。wikipediaが正しいければ、だけれども。