アジョシ 韓流好きおばちゃんだけが観に行くのはもったいない映画

父親に勧められて観た。話はレオンというか96時間と言うかよくある話。アジョシ(おじさん)が近所の女の子を助けるため悪をメッタ打ちにする映画。
アクションシーンが良くできていて満足。最終決戦にあたる多数の敵との戦いでは、一人を一発でぶち殺すわけではなくナイフで刺し斬りつけ痛めつけるのを他のやつらに見せつけ、敵への心理的な効果をねらっているあたりなんて実に残忍な殺し屋っぷり。ウォンビン様実にかっこいい。敵方のベトナム人殺し屋も実にいい男で、最後には観客の願っていることをやってのけてくれる。
前半のアジョシは冷徹な殺し屋とは程遠い質屋を営んでおり、後半との違いを際だたせるため頼りなさそうな男風。髪はボッサボサという意図で作られた無造作ヘア(顔半分見えない鬼太郎風)で、無精髭も伸ばしているかと思えばお肌はつるっつるなあたりはまあ仕方なし。
売れてる韓国映画はちゃんとできているなーと今回も思わせてくれた映画でした。