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国民とはー想像の共同体:ナショナリズムの起源と流行


戦争になったらお国のため、仲間のために戦います!ってなったりするナショナリズムっていつできたの?どうやってできたの?なんなのこれ?というのをしっかりと考えているむずい本。出版産業の発展により、共通の言語を操る者どうしが同じ情報を認識することで共同体意識が芽生え、ナショナリズムが醸成されていったのだと。日本で自国の歴史を学んでいると、この本にあるヨーロッパの国々であったような、上流階級が使っていた言語から庶民で広まっている言語への国語の切り替えというような出来事ってないので、そういった出来事を通じて共同体としての意識がどうこうという考え方がすごく新鮮。
事前にこんぐらい知っとけよという読者の知識水準が高く、少々興味本位で読んでみましたという層にはなかなかつらい本で、4分の3ぐらい読んだところであとはパラパラと適当に追うって具合になってしまった。
どうでもいいけど、想像の共同体っていう語感のかっこよさが気に入った。ここぞという時に賢さを醸す感じで使ってみたい。