夢あふれる「第六大陸」


ちょくちょく評価高いのを見るので読んだ。
明るく夢にあふれたSF。小難しいSFではなく、近未来を舞台に月にとある施設を作るお話なので間口も広い。

前評判通り面白く読めた。
月の工事が1年ちょっとで終わることもないので、ある程度の年月が経過しているというのも話がでかくていいやね
その辺の区切り区切りがよく、平日ちょっとずつ読むというのにも向いてた。

ただ個人的には健全的過ぎてなんかこうグッと来ないな。映像で観てみたい。
小説に求めているのはもっと不健全で猥雑で陰気なはなしなのかも。