ブルーバレンタインの感想


男女の出会ったころのアツアツな時期と、結婚後のサメサメな時期を交互に魅せてくれる映画。最後は離婚します。
こういう内容なので、どんな平凡というかよくあるカップル像を描くのかとおもいきや色々と特殊。もちろん個人的な事情のない人などいないけれど、もうちょっと一般的な人生を描くものだと思っていた。
二人は医療系の仕事をしているインテリな女性と、引っ越しの日雇いをやっている男性のカップル。インテリな女性は、アホだけれどロマンがあり前向きで明るく小難しいこと考えなくてすむ心許せるダメンズに惹かれるのですという何度かどこかでみたような適当なセオリーに当てはまる女性の人生を描くとこういう感じなのかなと思える内容。
男女どちらか一方の立場をどうこうする映画ではないが、男が悪い。単にやってはいけないことをやってしまったという点で、男が悪い。しかしながら、このような結末を選び歩んできてしまったのは女性の決断と行動。
コレをカップルで観て、終わってからあーだこーだ話したら面白そうだけれど、多分面倒くさいことになるので止めましょう。