オーガストウォーズの感想
実際に起きたロシアとグルジアの紛争を題材に、女性ってお母さんってすごい!というメッセージの映画。エンディングには、私を育て教えてくれた女性たちに捧ぐという言葉。
ロシア軍全面協力で紛争を題材にしているとなるとプロパガンダ臭が全開なのではと身構えてしまうが、思ったよりそういったことはなかった。政府内の会議でも実際に攻撃に踏み込む際に反対意見があり、ここで相手国に踏み込んだらアメちゃんの思惑通りですぜ国際世論を敵に回すんかいみたいなおっちゃんもいる。
ロボットがパッケージに出ているが、ロシアの秘密兵器がパシフィック・リムということではなく、少年の幻覚というか空想の表現としてのロボット。軍に襲われるシーンは人間の撃ちあいではなく、ロボット大戦。少年は悪のロボット軍団と戦い、そのパートナーは母親。
息子を守るためにならなんだってやるぜぃという母親でいいのだけれど、さすがに向こう見ずや過ぎないかという感じ。そういうのも含めて女性ということなのだろうけれど。
英語以外でもこういった娯楽を絡めた映画がみれたというのは嬉しい。