はこまりっ!1~4巻 空ろの箱と零のマリア5巻の発売はいつなのか…


何を思ったのか久しぶりに読みなおした。ゼロという名の概念みたいなものに、何でも願い事を忠実に叶えてもらえる力こと”箱”を手にした人VS主人公というのが大体の構図。1巻はある者の願いにより同じ時間を繰り返す状態からの脱出、2巻は主人公の一日の時間が少しずつ誰かに乗っ取られていく状態の打破、3,4巻は誰かの退屈しのぎこと殺し合いゲームのためにわけわからん空間に閉じ込められた状態からの脱出。異常からの脱出っていうのがしっくりくる。箱は持ち主の願いを忠実に叶えてくれるため、そんな願い叶うわけ無いだろう、という考えも反映されてしまい、そこが主人公達の攻略の糸口。貴志祐介さんのクリムゾンの迷宮みたいで面白い。しっかし5巻発売しないなー、4巻からもう一年ぐらいたつ。御影さん頼みます