そして扉が閉ざされた


中学ぐらいに読んで今でも結末を覚えている「クラインの壺」の著者、岡嶋二人の本格推理小説ということで購入。
ある事件に関わった男女4人がシェルターに閉じ込められ、その事件の回想と会話のみによって物語が展開するこれまた推理一直線の作品。
4人しかいない登場人物誰にもあまり感情移入できないというか、なにこいつらという感想が何度かあったためかもう一つ没入感がえられなかった。